院内設備
Water大阪市西区うえすぎ歯科の
治療に使用する水に対する取り組み
うえすぎ歯科クリニックの水は除菌されています
皆さん歯医者さんの治療椅子でうがいする水はきれいだと思いますか?
若しくは歯を削るときのドリルから出る水や歯石や汚れを落とすクリーニング時に使用される水はきれいだと思いますか?
恐らく殆どの方は歯医者さんの水だからきれいだろうと思われていると思います。
しかし以前、読売新聞で(歯科治療・水に細菌)についてと言う見出しの記事が掲載されました。
その記事によると歯科診療所の機器に滞留している水に細菌が増殖し、院内感染の危険があるとの内容でした。
また、2000年頃から歯科治療に使う水に多くの細菌が存在するという事実が国内外の大学病院等の研究で明らかにされました。
歯科ユニット給水系における微生物汚染と中性電解水による細菌増殖の抑制効果
京都大学大学院医学研究科 感覚運動系外科学講座
口腔外科学分野
京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学
三島清香、園部純也、高橋克、長尾美紀、一山智、別所和久
またある時、治療用チェアーに座っている患者さまからうがい用の水を飲んでもいいかと 聞かれた事がありました。
当院でも朝一番でチェアーの排水消毒等を入念に行っておりましたが菌が存在しないとは決して言えなかったので、その場はお飲みになるのは控えて頂くようお伝えしました。
その事をきっかけに何とか自信をもって当院の水は全て飲用していただいても大丈夫ですよと自信を持って患者さまに言えるようになりたいと強く思いました。
そして色々と調べている内にチェアー内の水は従属栄養細菌呼ばれる菌群で、髄膜炎などの原因菌の一つとも言われているが健常人が摂取しても健康被害を起こすことはないと言われています。
しかし、免疫力の弱い高齢者や乳幼児の患者さまなどにとっては、日和見感染を起こす可能性もあるのです。
そして更に注目する点はある研究所の調査では歯科医院の水質汚染を調べた施設の中には虫歯菌や歯周病菌の存在も認められたとの事でした。
虫歯や歯周病は風邪などと同じ感染症にて発症する事が分かっており歯科医院で治療を受けて虫歯菌や歯周病菌をもらってしまった何て事は当院では絶対に避けたいと思い、当院では歯科ユニットウォーターライン除菌装置「ポセイドン」を導入する事になりました。この取り組みは全国の歯科医院の約一割程度しか行われていません。
こうした当院の取組みは、衛生的な給水環境を整備されている歯医者さんのポータルサイト「きれいなお水の歯医者さん」にも紹介されております。
歯科ユニットウォーターライン除菌装置の仕組み
歯科ユニットウォーターライン除菌装置(ポセイドン)は添加物を加えることなく水道水の残留塩素濃度を調節し、「電解中性機能水」を作り出す装置です。
電解中性機能水は、酸性でもアルカリ性でもない「中性」でありながら殺菌力を持つ優れた水です。
中性であるという特性上、人体に対しては「無害」であることがいえます。
うえすぎ歯科クリニックでは院内全ての給水管の大元となる水道管にこれを設置する事により、殺菌力のある電解中性機能水が院内の配水管内に流れ、殺菌性により細菌の繁殖を抑え、衛生的な治療環境を保っています。
そしてうえすぎ歯科クリニックの水を一般財団法人の第三者機関に水質分析をしてもらった結果、細菌数検出限度以下という水質最高評価を得ました。
これにより当院の水は治療用の水であっても自信を持って飲んで頂ける水になっております。
当医院は、電解中性機能水システム『POSEIDON』(ポセイドン)の導入により検査機関における水質検査の結果、『治療水』の衛星状態において、『細菌数検出限界以下』という水質最高レベルの評価を得ております。
とても衛星的な「お水」ですので、安心して治療を受けてください。
EO水(強酸性水)
当院では、安心・安全で殺菌効果のあるEO水を使用し治療器具や備品などの消毒と患部への消毒を行っております。
♪当院窓口で、EO水をお分けしております♪
初回:300円(当院指定遮光ビン代込)、 2回目よりビンをお持ちいただければ、手数料100円でお分けいたします。
EO水とは水に微量の食塩を添加した水溶液を電気分解して得られる高活性殺菌電解機能水の事を言います。
人体にも環境にも優しく広範囲の細菌に対して抗菌スペクトルを有する殺菌機能水が消毒剤として当院でも幅広く使用しております。
EO水の特徴
EO水は多くの病原微生物を瞬時に殺す力があります
(感染病の原因になる病原菌、ウイルス)
エイズ、B型・C型肝炎、ヘルペス、緑膿菌、MRSA、結核菌、インフルエンザ、水虫など
(食中毒の原因になる菌)
黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、大腸菌O-157など EO水の薬品にはない優れた特徴 EO水は病原微生物に作用し、人や環境にはやさしい水です。
《安全》 薬品と違い薬剤耐性、残留性がなく、人体に無害です。
《安心》 ヒフ、だ液、血液などの有機物に触れると普通の水に戻ります。
《信頼》 多くの医療機関、公共施設、有機栽培農家などで普及しています。
院長のEO水の使い方
抜歯などの外科処置後の消毒、治療機器の殺菌消毒
歯ブラシ後の虫歯予防のためのうがい
お皿やコップなどの食器あるいはまな板を除菌するときに
スプレー容器にEO水をいれて数回スプレーをして殺菌消毒をしています。
たまに便座クリーニングとしても使います。
お口の中の使い方
お口の中は体内に侵入してくる悪い菌やウイルスがいっぱいです。
EO水は、ムシ歯の原因菌を抑制し、ムシ歯を予防します。
また、のどのうがいに使用すれば、かぜの予防に役立ちます。
お口の中の使用例
●ムシ歯の原因菌を抑制し、ムシ歯を予防します。
●歯肉炎、歯周病の予防。口内炎の改善に。
●口臭予防として使えば息もさわやか。
●唾液の減少などでお悩みの方はお口の中のネバネバ感がなくなりスッキリします。
●収れん作用により、粘膜の消炎、鎮痛効果が期待できます。
●かぜの予防やのどの痛みに。
風邪の予防や、のどの痛みはガラガラうがい
(1)うがいをする前に、水道水で口をすすぐ。
(2)EO水を使う量だけをコップに移す。
(3)のどにEO水が届くようにガラガラうがいをします。
(4)吐き出した後は、おなじように2〜3回くりかえしておわり。
EO水その他の応用例
アトピー性皮膚炎
はっきりとした原因がわからないアトピー性皮膚炎。「ステロイド剤」は、効果は期待できますが、副作用が強いことが 知られています。
一部の皮ふ科では、「ステロイド剤」の離脱療法として、「EO水」を併用し、副作用の軽減に役立てて います。もちろん、「EO水」の使用だけで完治するわけではありません。
アトピー性皮膚炎の多くは、そのカユミから、睡眠中に患部を掻きつぶし、雑菌による患部の悪化の症状が見られる のが特徴です。
「EO水」は、薬品にみられるような副作用がなく、皮膚の殺菌が出来るため、2次感染の予防や、防止の役立てる他、 カユミに対する緩和作用が期待できます。
※ステロイド剤をご使用の方は、使用を中断しますと、リバウンド(症状の悪化)することが考えられます。
「EO水」との併用をお考えの場合は、必ず専門医と相談し、指導を受けてからご使用ください。
床ずれ・口腔内清掃
医療現場では、床ずれやえそ(血液の循環が悪くなり皮ふの腐食、感染が起こる)の治療や自分でお口の中を きれいに出来ない患者さんの口腔内の清掃で役立っています。
病院施設の衛生管理
近年は、入院施設における「院内感染」が数多く報告されるようになりました。感染者の多くは抵抗力が弱っている お年寄りの方ですが、中でもMRSAや VREなどの薬剤耐性菌が大きな問題となっています。
「EO水」はこれらの菌にも有効であることが確認され、病院施設内の衛生管理(院内感染対策)にも役立っています。